「金魚妻」第1巻のあらすじと感想。不倫ものなのに妙に爽やかな?気分に浸れる漫画

 

こんにちは。

黒澤R先生の漫画「金魚妻」のあらすじと感想の紹介です。

「金魚妻」は、4つの短編からなるもので、表題の「金魚妻」をはじめ、「出前妻」、「弁当妻」、「見舞妻」と少し微妙?なタイトルがつけられています。

 

いずれも人妻の不倫もので、「妻が一線を越えてしまう」状況と心情が描かれています。

そのキーワードが、タイトルの「妻」の前につけられた言葉なのですね。

 

金魚妻

「金魚妻」のあらすじ

金魚妻

金魚が大好きで毎日のように金魚ショップに通う専業主婦の平賀さくら。

夫から自宅で金魚を飼う許可をもらったさくらは、さっそく水槽を購入する。

しかし、それを見た夫は激怒し、今すぐ返品するように命令するのだった。

 

「最近、急に冷たくなったね。何か・・・私に隠してない?」

こう問いかけても、冷たく突き放す夫。

実は、夫はさくらに隠れて不倫をしていたのである。

 

夜遅く、水槽を返品しに行くさくらだが、そこで・・・。

 

出前妻

嫁ぎ先の蕎麦屋で出前の手伝いを行っている杏奈。

家族三代で切り盛りしている店では、夫の元カノが常連として出入りしては家族と打ち解けている様子を見せ付けられ、自分の居場所と感じられずにいた。

 

ある日、出前に行った先で大雨に降られ、雨宿りをさせてもらうのだが、そこの住人と・・・。

 

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弁当妻

サラリーマンの津多は、上司・保ヶ辺と弁当を食べているときに、

「うちの妻とヤりたくないか?」

と唐突に質問される。

ネトラレ願望を持つ保ヶ辺は、独身で彼女のいない津多に目をつけ、妻・朔子(のりこ)と関係を持たせようとしたのだ。

一方、かつて友人に恋人を奪われた経験を持つ津多は、そのつらさを知るだけに、頑なに拒否する。

 

保ヶ辺が住む家に誘われ、半ば強引に朔子と接せられる津多。

2度目の訪問時には、朔子も了承のうえ行為におよぶのだが、しかし、その行為は途中で中断させられてしまい、朔子は保ヶ辺に手を引かれて、別室にこもるのである。

 

ある日、仕事を休んだ津多。そのマンションを朔子が訪れてくる。

二人が交わした会話は・・・。

 

見舞妻

ヤンママの真冬は、飲酒運転をしたうえに、事故を起こしてしまう。

車で撥ねた相手は、息子の担任教師だったのだ。

先生のことを心配し、そして、飲酒運転していたことを秘密にしたい真冬は、毎日のように先生のお見舞いに行く。

そして・・・。

 

「金魚妻」の感想

不倫ものと聞くと、なにやらドロドロしたものを連想してしまいますが、この「金魚妻」で描かれている人妻の心情は、とてもサラッとしたものなんです。

そして、各話ともハッピーエンドではないけれど、あまり断定せず余韻を持たせたエンディングとなっていて、読み終わったら、妙に爽やかな?気分に浸れるんですよね。

 

あと、絵がとてもキレイですし、ほどよくエロシーンもありますよ・笑。

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<続編はこちら>
「金魚妻2」のあらすじと感想。ストーリー性がさらにパワーアップして読み応えたっぷりです

 

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