尾崎衣良先生の恋愛漫画「外面が良いにも程がある。」から、第2話「業務上偽装恋愛」のあらすじ・ネタバレと感想をお届けします。
今回のお話も、どんでん返しが楽しめて、スッキリ感100%の満足度ですよ。
「業務上偽装恋愛」のあらすじ
大手企業から転職してきたヒロイン・玉名栞(たまな しおり)。
しっかりとした仕事ぶりと気の利いた対応、そして、いつも笑顔を絶やさない姿は、男性社員にとって「癒し」の存在でした。
職場で仕事をする栞に近付くイケメン男性が。
彼は、突然、
「僕と結婚を前提にお付き合いして下さい!」
と告白したのです。
この男性は、会社の御曹司・長洲。
彼は、
決してでしゃばらず、常に男性を立て、しっかり仕事する控えめな姿・・・
女性に一歩後ろをついてきて欲しい自分にとって、栞は理想そのもの
と言うのです。
しかし、栞は実は・・・。
一方、妬みやっかみで腹の虫がおさまらない女性陣。
影で栞のことを、
大した仕事もしてないくせに玉の輿ですか
毎日残業頑張ってるあたしたちってなんなのって感じ
超理不尽!
と毒づきます。
ある日、職場の同僚が、事務処理を忘れていたという大ポカが発覚します。
栞のことを嫌っている女子社員は、長洲からお得意様にお詫びするよう栞に言付けさせようとします。
そのとき、栞に向かって、
「普段、大した仕事をしてないんだから、こんなときくらい役に立ちなさいよ」
と言い放ったのです。
これを聞いて、栞が取った行動は?!
その時の彼女のセリフは?!
メッチャ、しびれますよ~。
「業務上偽装恋愛」のネタバレ
「業務上偽装恋愛」では、3つの大きなどんでん返しがあります。
そのひとつは、栞の本性。
彼女、会社では控えめでしおらしく振る舞っていたのですが、実はそれは、しっかりと計算した上での行動。
本心は、かなり「黒い」ものがあるんですねぇ~。
ふたつめは、栞はものすごく仕事ができる人だったんです。
周りからは、大した仕事をしてないと思われていましたが、その実、目に見えないところで、しっかりと仕事をこなしていたのです。
そして、3つめは・・・
本作を読んで確認してください^^
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外面が良いにも程がある。
「業務上偽装恋愛」のネタバレ
いやぁ~、スッキリしましたねぇ。
わりと早い段階で、栞の黒い部分が見えて、「お、これは、どうなるか?」と気を引かれていたら、テンポよく話が進みます。
そして、職場の危機に際して、栞が取った行動と彼女が言ったセリフ(というか、タンカを切ったというか)が、メッチャメチャ快感なんです!
「キタ、キタ~!」
って感じで、カタルシス最高でしたね(笑)。
おまけに、さらにその後のどんでん返し、これは御曹司・長州なんですが、「よくぞ、言った!」と言う内容でした。
(カッコ良すぎて、鼻につくところもありましたけど・笑)
「外面が良いにも程がある。」第2話「業務上偽装恋愛」は、どんでん返しが楽しめて、スッキリ感いっぱい、読んでよかった~と思える漫画でした。
「外面が良いにも程がある。」の4作品の中でも、一押しのお話です。
ぜひ、一度、読んでみてください!