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壮絶な忍者同士の戦いを描いた漫画「バジリスク~甲賀忍法帖~」。
家康の命によって世継ぎ争いを決する勝負を演じる甲賀と伊賀の忍衆から、今回は甲賀卍谷衆十名の術を紹介します。
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甲賀弾正(こうが だんじょう)
甲賀卍谷衆頭領。
長毒針の使い手で、甲賀・伊賀の戦いが始まった直後に、伊賀の頭領、お幻と戦い、相討ちとなる。
若い頃は、伊賀のお幻に恋心を抱いていた。
甲賀弦之介(こうが げんのすけ)
「バジリスク~甲賀忍法帖~」の主人公。弾正の孫で、甲賀卍谷の次期頭領。
自分に襲いかかってきた者を自滅または同士討ちさせる「瞳術」を持つ。
伊賀鍔隠れの朧と結ばれ、甲賀・伊賀が和解することを望んでいる。
地虫十兵衛(じむし じゅうべえ)
四肢が無く腹の蛇腹のようなもので素早く移動できる。また、異常に長い舌を持ち、口内に隠した槍を舌で操り、敵に不意打ちを与える。
星占いが得意。
風待将監(かざまち しょうげん)
蜘蛛のような丸い体型と長い手足を持つ。
強力な粘着力の痰が武器で、蜘蛛の糸のように操ることで、相手の動きを封じ込める。
また、長い手足で壁に張り付き、駆け登ることが出来る。
霞刑部(かすみ ぎょうぶ)
壁や地面に溶け込み、移動できる。
得意な攻撃は、壁に溶け込んで密かに敵に近寄り、その怪力で首の骨を折って仕留めること。
鵜殿丈助(うどの じょうすけ)
ゴムボールのように伸縮自在で弾力性のある肉体を持つ。
敵からの刀による攻撃も、その肉体で吸収してしまう。
跳ねながら高速移動したり、狭い隙間を通り抜けることも可能。
スケベな調子ものであるが、頭は良く、弦之介のお供をつとめる。
如月左衛門(きさらぎ さえもん)
他人の顔を自分の顔に写し取れるだけでなく、髪の長さや体格を変えることも自在、声マネもできて、その人物に成り済ますことができる。
お胡夷の兄。
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室賀豹馬(むろが ひょうま)
弦之介の冷静沈着な補佐役にして、「瞳術」の師匠。
盲目であるが、夜間のみ弦之介と同じ瞳術が使える。
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陽炎(かげろう)
淫心をもったとき、吐息が猛毒に変わり、抱いた者は死んでしまう。
弦之介に惚れていて、恋敵である朧のことが大嫌い。
お胡夷(おこい)
最年少。触れ合った肌と口から、蛭のように相手の血を吸い取ることができる。
如月左衛門の妹。
「バジリスク~甲賀忍法帖~」から、甲賀卍谷衆をご紹介しました。
いずれ劣らぬ異能の持ち主。彼らが伊賀鍔隠れ衆と繰り広げる死闘は壮絶の一言ですよ。
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