こんにちは。
今回は漫画「生贄投票」第2巻のネタバレをお届けします。
「生贄投票」第2巻では人間のいやらしい部分がより鮮明に描かれています。
今回のポイントは、
- 二階堂ありさの過去
- 「生贄投票」の犯人探し
の2つとなります。
「生贄投票」第2巻のネタバレ
二階堂ありさの過去
2年C組の生徒が次々と社会的死に貶められる「生贄投票」。
「生贄投票」のアプリは、2年C組の生徒に「これは、二階堂ありさの呪いだよ」とのメッセージを送っています。
二階堂ありさは、産休の代理教師として2年C組を担当することになった教師です。
若くて、かわいくて、そして、やる気にあふれた先生でしたが、「猫をかぶってて、鼻につく」ことを理由に、生徒たちによるイジメがはじまります。
最初のうちは、授業中での問いかけに「わかりませ~ん」とふざけて答える程度でした。
しかし、生徒たちの行為は徐々にエスカレートしていき、水の入ったペットボトルを投げつけたり、卑猥な合成写真を作ったり、「あんたのことなんか、大嫌いなんだよ」と面と向かって罵倒したり。
こんなイジメを受け続けた二階堂ありさは、やがて心を壊して1ヶ月休職します。
久々に登校してきた彼女は、クラスの皆の出席を取ったあと、
「お前ら、全員、呪ってやる」
と言い捨て、自宅で焼身自殺するのです。
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「生贄投票」の犯人探し
二階堂ありさの自宅を訪問した美奈都と玉森は、ありさに弟がいたことを聞かされます。
そして、「生贄投票」の仕掛け人は、この弟であり、同じ学校にいるのではないか?との疑念を持つのです。
そんな矢先、「生贄投票」のルールが変更に。
2年C組の10名を名指しし、犯人はこの中にいるので、候補以外の人間は疑わしい人に投票しなさい、としてきたのです。
犯人探しの結果は、全員一致で玉森に。
頭に血が上った毛利裕美に刺され、瀕死の重傷を負うも、しかし、玉森は犯人ではない、とのメッセージが・・・。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
二階堂ありさに対する生徒たちのイジメ、彼女の心が壊れた姿、そして、美奈都たちがありさの実家を訪問したときに知った母親の変貌・・・。
これらには、鬼気迫るものがあって、ゾゾゾ~っとしますよ。
それと、犯人がクラスメートにいると知らされたときの生徒たちの疑心暗鬼と責任のなすりつけあい。
さらには、この状況を利用して、自分の欲望を満たそうとする者。
これらも、本当にエグイです。
「生贄投票」の第2巻では、人間のいやらしい部分がより鮮明に描かれてきました。
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