愚者の皮の感想2。ブスになった「あよ」が行った復讐

草野誼先生の復讐漫画「愚者の皮」の感想、その2です。

「愚者の皮」は、とんでもないブスになってしまった主人公・あよが、自分を裏切り捨て去った夫・英馬に復讐をするというストーリー。

ハチャメチャなストーリー展開ながら、読む者をグイグイと惹き込むパワーを持つ名(迷)作。

今回は、あよが行った復讐とその感想をお届けします。

愚者の皮(下巻)

「愚者の皮」ブスになった「あよ」の復讐

「愚者の皮」は、主人公・あよが自分を裏切って捨てた夫・英馬に復讐をするストーリーです。

ボランティアをしていた介護施設のおばあさんから引き継いだ膨大なお金を元に、あよは復讐するのですが・・・、実は復讐らしい復讐って、ほとんどやってないんですよね(笑)。

実際、あよが行った復讐は、よくよく読んでみると、たった2つだけでした。

フラワーセンター

英馬が勤め始めた介護ステーション。

ここであよが行った復讐は、まずは英馬との思い出の花「シオン」をモチーフに花屋を開くこと。

花屋の店舗と屋外看板を、少しづつ介護ステーションに近付け、そこから一日中、様子を見続けるのです。

介護ステーションで働く人たちは、「誰かに見られている」と気味悪がって次々に辞めていくのです(が、これは復讐ではないですよね・・・)。

そして、あよが行った復讐は、介護ステーションを運営する姉妹が買った大きな鉢植えの中に忍び込み、英馬が近付いたときに鉢の中から顔を出すというもの。

キレイな花の鉢植えの中から、突然、忌み嫌っているブサイクな女が顔を出してきたら・・・。

このシーン、英馬じゃなくてもビビリまくると思いますが、ハッキリ言ってギャグ漫画としか思えなかったですね(笑)。

鉢植えに入ったまま、ゴロンゴロンと近付く様子も、滑稽でしたし。

この後、英馬は、ゲーゲーと嘔吐し、暴言を吐くのですが、それを聞いた運営者の姉妹に仕事をクビにされてしまいます。

あよは、随分と性格の悪い女になったなぁと思いましたね。

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英馬の彼女の整形

英馬は、街で素朴な雰囲気の女性・亜純と知り合います。

出あった頃のあよの面影を亜純に感じた英馬は、彼女を自分だけを見つめ、自分だけのために生きるけなげな花として育てようとします。

しかし、亜純は亜純で、ケバケバしくて下品な顔立ちのバラエティタレントに憧れていて、彼女のようになりたいと思っていました。

もちろん、英馬にとってそのタレントは、軽蔑の対象でしかありません。

亜純と付き合い始めて3ヶ月、英馬は指輪をプレゼントしようとします。

彼には、亜純と一緒になることを考えていたのですが・・・、待ち合わせ先にいたのは、バラエティタレントそっくりに整形した亜純だったのです。

なんなんだ、その顔は!!

驚きと怒りに大声を出す英馬。

そこに現れたあよ。彼女が亜純の整形手術のため、大金を出していたのです。

・・・なんてことを・・・

なんてことをしてくれたんだ・・・

僕が大切に育てようとした花を・・・

絶望した英馬は、地面に崩れ落ち、泥まみれになりながらも、のたうちまわるのでした・・・。

「愚者の皮」の復讐の感想

「愚者の皮」で、あよが英馬に対して行った復讐は、以上の2つです。

ものすごく手間隙かけて、お金をかけた割には、英馬に与えたダメージは少ないように思うのですが・・・。

介護ステーションは、クビになりましたが、すぐに次の職場を見つけています。

新しい彼女が整形せてしまったことも、もともと、タレントの顔に憧れているような女性だったので、英馬が望むような「けなげな花」にはならなかったかもしれませんので。

(亜純は亜純で、憧れの顔になれてハッピーですしね)

どちらかというと「付きまとい系」のいやがらせで、直接、危害を与えるような復讐にまで至らなかったのは、あよの心の中に英馬への想いが残っていたから、でしょうか?

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