巴亮介先生の猟奇的サスペンスホラー漫画「ミュージアム」。
今回はサイコパスである犯人が行った数々の残虐な私刑のネタバレ紹介です。
エグイ作品表現が含まれますので、苦手な人はお気をつけください。
「ミュージアム」の6つの私刑
漫画「ミュージアム」では、サイコパスである犯人が次々と残虐な私刑を行います。
被害者は、「幼女樹脂詰め殺人事件」の裁判の裁判官や裁判員として関わっていた人たち。
その私刑の手口が、とんでもないものなのです。
ドッグフードの刑
被害者:上原あけみ(裁判員)
私 刑:密室でクサリにつながれ、生きたまま猛犬に食い殺される
犬アレルギーの恋人と暮らすため、飼い犬を保健所へ持っていき、その犬は殺処分とされたため
母の痛みを知りましょうの刑
被害者:堤優一(裁判員)
私 刑:生まれたときの体重分の肉片を、生きたまま切り取られる
28歳にもなっていながら、家でひきこもり、食う寝る遊ぶを繰り返していたため
均等の愛の刑
被害者:小泉勤(裁判官)
私 刑:身体を縦半分に、真っ二つに切られる
家庭がありながらも、愛人がいたため
半分にされた遺体は、自宅と愛人宅に届けられた
ずっと美しくの刑
被害者:瀬戸内綾子(裁判官)
私 刑:冷凍庫で凍死させられる
アンチエイジングをして、実際の年齢よりもずっと若く見えていたため
針千本のーますの刑
被害者:真矢恒彦(裁判員)
私 刑:首から下をガムテープでグルグル巻きにされた上に、口の中に無数の画鋲を詰め込まれる
占いの館の店主(適当なウソをついて金儲けをしていると犯人が考えたためかと)
お仕事見学の刑
被害者:沢村遥(裁判員)・沢村刑事の妻
私 刑:沢村にピストルで撃ち殺させようとする(未遂)
身を粉にして働く夫を見捨てて家出をしたため
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ミュージアム
「ミュージアム」の私刑・番外
「ミュージアム」では、裁判に関わった人たちとは別に、犯人によって殺害された4人の被害者がいます。
番外として、ご紹介します。
番外1
被害者:幼女
幼い女の子をクリスタルレジンで固め、標本のようにしたうえで、世間にさらした
番外2
被害者:西野純一(巡査長)
沢村をおびきよせ、そして、沢村から逃走するために、ビルの屋上から突き落とす
番外3
被害者:堺幹夫(医師)
殺害方法不明。遺体は犯人の車の中に放置されていた
刑事・沢村に犯人に結びつく情報を与えたためと思われる
番外4
被害者:犯人の両親
遺体を輪切りにし、交互にくっつけていた
*本作では明確に犯人として描かれていませんが、一連の猟奇的な殺人事件から、犯人の犯行と推測されます
「ミュージアム」の6つの私刑のわけ
6人の被害者は、皆、「幼女樹脂詰め殺人事件」において、犯人に極刑を望んだ人たち。
被害者は、単純に殺害されるのではなく、それぞれ、(犯人が勝手に思う)罪に基づいた方法で私刑を受けています。
犯人がこの私刑を選んだのは・・・、タイトルにあるとおり、自分の「ミュージアム」に並べる作品とするためです。
彼にとっては、被害者である裁判員たちを素材とした6つでひとつの作品だったのです・・・。
サイコパスというか、シリアルキラーというか、ほんと、狂気の沙汰としか言いようがないとんでもない”悪魔”です。
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ミュージアム
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