「花園メリーゴーランド」のネタバレ考察その3。柤ヶ沢(けびがさわ)村での夜這いについて

柏木ハルコ先生の漫画「花園メリーゴーランド」。村落に残る「開放的な性の風習」について描かれた漫画です。

こちらでは、「花園メリーゴーランド」のネタバレ考察その3として、柤ヶ沢(けびがさわ)村での夜這いについてまとめてみました。

「花園メリーゴーランド」のネタバレ・あらすじはこちらの記事をごらんください。

「花園メリーゴーランド」での夜這いのシーン

「開放的な性の風習」と聞くと、わりとポピュラー?なのが「夜這い」ですよね。

「花園メリーゴーランド」でも、いくつか夜這いのシーンができてますが、意外なことにかなり否定的に扱われているのです(笑)。

シーン1

主人公・相浦がお世話になっている民宿の長男マサシ(推定・中学1年生)。

彼は「大人の儀式」で筆下しの相手ががさつなおばさん・ヤエだったことに不満を持っており、夜這いを試みます。

しかし、忍び込んだのは狙った相手のお姉さんの部屋。

超堅物で、ムラの風習に嫌悪感を持っているお姉さんは、強烈に抵抗します。

シーン2

マサシの夜這い騒動(シーン1)に巻き込まれた相浦は、民宿に戻り、そのままみづえの部屋に忍び込みます。

布団に潜り込んで、みづえの身体をまさぐる相浦。

はじめは、煩がるみづえですが、すぐにその気になりなり、喘ぎながら、

「あんた、どこの子・・・?これ、顔くらい見せから・・・」

と言うのです。

そして、相手が相浦だと分かると、本格的にことを始め、さらに二回戦に及びます。

シーン3

こちらは逆夜這いなんですが・・・。

澄子から、「あとで部屋に来てくれる・・・?」といわれた相浦。

約束どおり、澄子の部屋にいくと、彼女から電気を消して、相浦に襲い掛かります。

しかし、途中で相浦の連れの春子が邪魔をしたことで騒ぎになるのです。

 web漫画の無料試し読みはこちら
↓ ↓ ↓
花園メリーゴーランド

お父さんは夜這いを許さない?

性に関しては、あけっぴろげな柤ヶ沢(けびがさわ)村の人たちですが、夜這いについては、特に「お父さん」たちは許していないようなのです。

シーン1で、マサシの夜這い騒ぎを聞きつけたその家のお父さんは、ゴルフクラブを片手に助けに来ようとします。

シーン3でも、物音を聞きつけた澄子のお父さんは、ムラの子供が夜這いに来たと勘違いし、

「あのガキ、オレがいるってのに、太えヤロウだな・・・」

と、澄子の部屋に向かうのです。

このように父親は、自分の娘が夜這いにあうのに怒っています。

お母さんは夜這いにあっけらかん

シーン2で、みづえに夜這いをかけた相浦は、簡単に性交渉するムラの人たちの考え方が理解できません(自分はやることはやってるんですけど・笑)。

行為の最中にもみづえに質問しますが、ことが終わったあとさらに、

「これって、浮気では?」

と聞くのですね。

それに対して、

 こんなモン、浮気のうちに入んねえべ。

 だっておめは、まだ修行中の子供みたいなモンだっぺ?

 実習、実習。

 そりゃ、家に父ちゃんがいりゃ、ちったあ遠慮すっけどな。

とあっけらかんと答えるみづえなのでした。

そして、昔は持ち回りで、

「今日はオレ、あの子んとこ行く日だ」

と、順番を決めて夜這いを行っていたと聞かされます。

ただし、これは結婚前の十代の人だけ、とも。

おわりに

それでも、納得のいかない相浦に、みづえは、

おかしいかどうかなんて、しったこっちゃねーべ。

 ここの人間はそれで、ずっと上手く生きてきたんだから、

 いいんだよ、それで。

と締めくくります。

お父さんとお母さん、夜這いをする男とされる女。

考え方の違いはあるようですが、(あと、澄子のお父さんは嫉妬心が強いようですが)、夜這いはムラに根付いてきた風習として扱われています。

 web漫画の無料試し読みはこちら
 ↓ ↓ ↓
花園メリーゴーランド

リンク先は、日本最大の電子書籍販売サイト“eBookJapan”です。

<あわせてどうぞ>

「花園メリーゴーランド」に興味にある方は、こちらのコミック記事も楽しめるかも!

*別サイト掲載の成年向けのコミックです。人によっては受け付けないかもしれませんので、閲覧注意・R-18でお願いします。

omotanemanga