「バイオレンスアクション」のネタバレ。直球ど真ん中過ぎるタイトルとサラッとした読み口にビックリ!

こんにちは。

今回は、浅井蓮次先生の「バイオレンスアクション」(原作・沢田新先生)のネタバレです。

あまりにも直球ど真ん中過ぎるタイトル、ビックリしました。

この「バイオレンスアクション」という言葉、作品のカテゴリーを示す形容詞というか、ジャンル名になっているくらい、ごくごく当たり前の言葉ですよね。

漫画のタイトルには普通だったら避けるだろうこの言葉を、そのまんま付けてしまう発想と勇気は、過去、誰一人として持ったことがないのでは?と。

ほんとうにタイトルだけでも、衝撃的でした(笑)。

が、読んでみて、また違う(良い)意味でビックリだったんです。


バイオレンスアクション

「バイオレンスアクション」のネタバレ

この「バイオレンスアクション」は、一応、タイトル通りバイオレンスアクション漫画なんですけど、驚くくらいあっけらかんとしてるんですよね。

主人公は、会計の専門学校に通う「ケイちゃん」。

簿記2級の試験合格を目指して勉強している彼女は、実は凄腕の殺し屋です。

デリヘルの事務所を装った殺し屋事務所に所属して、主にヤクザがらみの殺人を請け負っています。

ちっちゃくて可愛いくて、とても前向きな女の子が、めちゃくちゃ強くてヤクザを殺しまくるという漫画みたいな設定(・・・漫画なんですけど)。

こうくると、ガチガチっとしたテイストになりそうなものですが・・・、日常の感覚のまんま淡々と人を殺しまくるケイちゃんや、それ以外の登場人物たちの行動やセリフからは、シリアスさはほとんど感じられないのです。

多くが、アッサリ殺されすぎ、だからなのかもしれませんが。

とは言っても決して、話も表現も薄っぺらいワケではありません。

読ませるところはキッチリと読ませてくれますし、引き込まれる内容。

でも、その読み口が、サラッとしているというか、あっけらかんとした漫画なんですね。

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舞台設定はエグイ

サラッとした漫画なんですが、殺しとやくざが絡む分、舞台設定はエグかったりします。

第1話では、若頭襲撃を指示したヤクザを組の依頼で医者が切り刻みます。

しかし、襲撃指示は別の人間によるものと分かったため、医者はやくざを「潰した」けじめとして、妻と子どもを殺害されるのです。

ケイに復讐を遂げてもらった医者は、唯一生き残った連絡係のやくざをトランクに入れて持ち帰り、1年か10年かかけて少しづつ殺すことを「生きる目的」とするのです。

第8話では、「囚人倉庫」と呼ばれる場所が出てきます。

身動きできない縦長のコインロッカーのようなスペースに閉じ込められた人。

ここは、「組をしくじった奴をぶっ込んで、戸籍を取り上げて生活保護費をかっぱぐ場所」なんだそうです。

*おばちゃんが、やくざの組から金を持ち逃げするとき、事務所にうんこを撒いてきた、というシチュエーションもありますが(笑)

このようにエグイ舞台設定は、めちゃくちゃシリアスな漫画か、あるいは、極端なギャグ漫画にしか見られないもの。

だけど、そのいずれでもない「バイオレンスアクション」では、サラッと出てくるのです。

このテイストは、「寄生獣」などの作者・岩崎均先生の作風に、とても似ているように感じます。

しつこくないサラッとした読み味で、おもしろくて引き込まれていく、そんな漫画です。

続きが楽しみで仕方ありません。

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