「銭」(鈴木みそ著)第4巻の「声優の値段」のネタバレ紹介。がんばっている女の子が「一歩」踏み出してチャンスを掴むストーリー

こんにちは。

今回は、鈴木みそ先生の漫画「銭」第4巻から、「声優の値段」のネタバレ紹介です。

「銭」は、こちらの記事も参考にしてください。

銭第4巻

声優の友人について

その前に、少し私(=管理人)の友人のお話を・・・。

私には、声優をやっている友人がいます。

幼い頃、アニメ「セーラームーン」を見て「ビビビっ!!!」ときた彼女は、絶対に声優になる!と決意。高校を卒業して、声優の専門学校に入ります。

たくさんいた同期がどんどんと学校を辞めていく中、がんばって卒業したものの、声優としての仕事はほとんどありません。

たま~に(所属事務所から)、TVの再現ドラマの中年女性役として声がかかる程度で、声優としてのメインは、自分が主催する子供を相手とした紙芝居や朗読会に出演することでした。

もちろん、声優だけでは、まず食べていけなかったのです。

そんな彼女は、一念発起して「キャリアカウンセラー」の資格を取りました。

この資格を目指した理由を聞いたところ、

「アタシのように、声優の専門学校に入学する子たちはいっぱいいる。

でも、多くは途中で学校を辞めていくし、卒業してもほとんどの人は、アタシと同じように声優として食べていけない。

これといった仕事を見つけられず、どうしていいか分からずに困っている人がたくさんいる。

そんな人たちに、自分が何か力になれないかな考えた。

そこで、キャリアカウンセラーの資格をとって、仕事の相談に乗ってあげようと思った」

とのこと。

声優に憧れる人はたくさんいるけれど、実際に仕事として食べていける人はほんの一握り。本当に厳しい世界だということを教えてもらいました。

そして、今、彼女は、普段は会社員として事務の仕事をしながら、古巣の声優専門学校で声優の講座を持ち、キャリアカウンセラーとして後輩たちの相談に乗っています。

「銭」の「声優の値段」のネタバレ

さて、漫画「銭」の第4巻では、犬のブリーダー、骨董屋とともに声優について描かれています。

主人公「雲取アカネ」は、実力はあるけれど、ルックスがイマイチ、声優一本ではとても食べていけない女性。

物語は、秋葉原の電気店で新作ゲームの販売会から始まります。

コンパニオンのアルバイトをしているアカネは、セールストークで声優としての実力を発揮、次々に商品を売っていきます。

声優に興味があるコンパニオンが「声優なんですか?」と尋ねることから、声優専門学校の実態がどのようなものかの説明がスタートします。

続いて、アニメの収録の現場。

こちらでは、声優の生存競争の激しさとギャラの制度の紹介があります。

途中から、女癖の悪いプロデューサーが登場し、アカネの後輩・御手洗みゆは、枕営業を始めるのです。

枕営業をきっかけにチャンスを掴んだみゆは、その可愛いらしさを武器にドンドン人気ものになっていきます。

一方、生真面目なアカネは相変わらず・・・。

しかし、「銭」の主人公であるジェニーやチョッキン、マンビの計らいで大きな転換を迎えます。

鈴木みそ先生の漫画「銭」第四巻「声優の値段」では、声優という仕事の裏側を垣間見ることができます。

そして、それ以上に、夢を追い続けてがんばっている女の子が、「一歩」踏み出してチャンスを掴むストーリーに、読後、清清しい気持ちに浸れますよ。

(枕営業の件も、ちゃんとオチがあります・笑)

ぜひ、読んでみてください!

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<鈴木みそ先生の作品紹介記事>

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